ネイティブな発音を手に入れたい!音読の参考書として選ぶべき本とは?
これまでも繰り返し述べていますが、英語学習においてネイティブな発音を手に入れるためには、音読は必要不可欠です。
では、どんな本や文を元にして音読学習をすればいいのでしょうか? 恐らく誰もが悩むことだと思います。そこで、今回は音読学習に向いている英語の本や英文について紹介したいと思います。
◇英語の教科書はNG
まず参考書として使用してはいけない本に、中学生や高校生の英語の教科書が挙げられます。
皆さんも「日本の教育課程で学習する英語は実用的ではない」という言葉を耳にしたことはないでしょうか?
これは事実であり、英語の教科書では妙にかしこまった表現や現代では使用されていない表現が題材になっていることがあります。
いくらネイティブな発音を手に入れても、間違った英語を頭に叩き込んでしまう危険性があるので、英語の教科書を参考にするのはおすすめしません。
◇初等教育向けがおすすめ
音読の参考書として使用するならば、初等教育向けの英語本が最適だと思います。なぜなら、小説や中等教育以上の参考書になると理解できない単語がいくつか登場してその度に手を止めることになるからです。
「単語も覚えられて一石二鳥じゃないか」と思われるかもしれませんが、実際そんなに都合のいいことはありません。
ネイティブな発音を身につけたいのであればせめてその時は、発音を身に付けることだけに集中する必要があります。だからこそ難しい単語の少ない初等教育向けの英語本がおすすめなのです。
欲を言えば日本人向けに作られたものではなく、現地で販売されている本を購入出来ればベストです。
最後にネイティブによる音声が収録されたCDが付属していることは最低条件なので、購入時にはしっかりとチェックしてください。