英語の音読をするときの注意点
英語学習をする際に音読が効果的と言われていますが、ただダラダラと流し読みするだけでは意味がありません。音読をすることで英語力をアップさせるためには幾つかの注意点があるのです。
分からない単語は全部調べておくこと
英語を音読する際には、分からない単語をそのままにしていたのでは、頭の中に内容が入ってきません。
まずは分からない単語をひとつひとつしっかりと調べておくことが大切です。
できれば発音記号を単語の横に書いておき、それを見ながら発音すると良いでしょう。ただし、音読を始めたばかりの頃は、発音ばかりを意識していると声に出せなくなるので、慣れてきた頃にやることをおすすめします。
ネイティブの発音をしっかりと真似ること
音読をするときには、自分の勝手な思い込みの発音で読むのはやめましょう。何の役にも立ちません!
ネイティブのきちんとした発音を聞いておき、その発音を真似ながら音読します。音源がない教材は音読初心者には不向きなので、初心者のうちはやめておいたほうがいいと思います。
また音読するときには、ひとつひとつの単語をなるべく丁寧に発音しながら読みましょう。読み急いでしまうと大切な部分を流してしまいます。焦る気持ちはわかりますが、最初ほどゆっくり音読してください。
文節に注意しながら読むこと
日本人が英語を音読すると、どうしても棒読みになってしまいますよね。それを避けるためにもネイティブ音源をしっかり聞いて、時間があればリピーティングもしましょう。
そうやって実際にネイティブが英語を話しているのを真似すると、日本語よりも抑揚があるのがわかってくると思います。
これもただ言葉を上げ下げしながら話しているのではなく、文節に従っているのです。
音読するときにはネイティブのモノマネをすることで、自然と文節ごとに意味を理解しながら読んでいくことができるようになるです。